私の仕事レポート

製品紹介動画ができるまで

アコースティック・ギターの製品紹介動画が完成するまでの工程をご紹介します!
担当者から私の元へ届いたアーティストの演奏動画をベースの素材として、その中に挿入する製品カット(通称Bロール)を撮影し、編集して仕上げていきます。

製品カットの撮影を行うにあたって、ギターのどの部分をピックアップしてアピールするかアコースティック・ギターのプロダクト担当者と話し合います。動画の長さや文字情報、イメージなどを相談して動画の方向性を定め、打ち合わせを通じて必要となる動画や写真を決定していきます。

撮影する動画や写真によってその方法や場所はさまざまですが、今回はTAMAドラムの工場である星野楽器暁工場で撮影することにしました。暁工場の2階に撮影用のスタジオスペースがありますので、本社から社用車にギターを積んで移動します。

撮影の様子です。スマートフォンの普及により、今や誰でも気軽に写真や動画が撮れる時代ですが、宣伝に使える動画をしっかり撮影しようとすると、とても難しく感じます。ゴミやホコリが写り込んでいないか、コントロール・ノブやペグなどの位置は正確かなど、照明を使って細かい部分まで確認しながら撮影を行います。

今回撮影した写真の内の1枚です。木目が綺麗なギターを撮影するのはとても楽しいですね。
入社前はスマートフォン以外で写真撮影をした経験がなく、まだまだ未熟な私ですが、先輩社員からアドバイスをもらいつつ試行錯誤する日々です。

さて、撮影を終えて星野楽器本社に戻ってきました。これから動画や写真の編集を行います。
今回制作するFingerstyle Collectionの動画は、シリーズ3本目となります。同じシリーズの過去2本の動画の雰囲気を踏襲しつつ、これまでの動画とのバランスも考慮して仕上げていきます。

動画が完成しました。上司にもチェックしてもらい、許可が下りたら各SNSに投稿します。こういった、自分が制作に携わった動画をSNSへ投稿する業務は、ユーザー様からの反応を目にする機会があるので、とても楽しくやりがいを感じます。
今回撮影・編集した動画をはじめ、日々各SNSに写真や動画を投稿していますので、是非ご覧ください!