先輩社員の紹介

星野楽器株式会社 Ibanez DIVISION

販売部 物流

2014年入社 (外国語学部卒)

■ 現在の仕事について教えてください。

IbanezとTAMA商品の輸出における貿易実務を担当しています。輸出形態としては、日本輸出と仲介貿易があります。日本輸出とは日本で作った製品を海外へ輸出する貿易の形態です。仲介貿易とは、海外二国間の貿易取引について第三国の仲介者が取り次ぐ貿易の形態のことで、具体的には海外のメーカーで作られた商品が直接海外のお客様へ届くよう星野楽器が仲介し手続きを進めているというものです。それらの輸出に関する船積書類や買取書類の作成、L/C業務(商品代金を回収する方法のひとつ。物流部署では、そのために必要な書類を入手したりチェックしたりする業務を行う。)などを行っています。書類入手や納期確認など海外メーカーとのやり取りも多く、毎日英語のメールが飛び交います。輸出を行うには様々な書類が必要で、不備があると出荷が止まってしまいます。期限内にミス無く書類を作成しなくてはならず、スピードと正確性が求められる仕事です。(文字にすると、とっつきにくい仕事に思えますよね……仕事レポートで、何となく雰囲気をつかんでもらえたらと思います。)

物流業務は専門的な知識や経験も必要とされるため、日々の業務の中で上司や先輩に教えてもらいながら習得しています。また、販売部やマーチャンダイジング部など他部署とのやり取りも多く、スムーズに出荷を進めるにはコミュニケーションが大切だと感じています。ダイレクトに商品と関わる部署ではありませんが、自分の仕事の先にアーティストの方や音楽を楽しむ人、音楽の生み出すわくわく感がある、と思うと嬉しくやりがいを感じます。

■ 星野楽器を選んだ理由を教えてください。

前職では電機メーカーの貿易実務をしており、中途採用で星野楽器に入社しました。前職は業務が細分化されており担当業務が限定的だったため、より幅広く貿易・物流に携わりたいと思うようになりました。今後地元で長く働きたいという思いもあり転職活動を始めたところ、星野楽器と出会いました。大企業でも海外で苦戦する企業が少なくない中、中小の規模ながら世界的に知名度のあるブランドを擁しているところに興味を持ちました。そして面接などを通して話を聞く中で、自分たちが誇れるものをお客様に届けるという姿勢に魅力を感じました。

実際に入社して感じるのは、想像していた以上にグローバルな会社であること。また、若手社員が海外出張に行くのも全く珍しいことではなく、若いうちから海外を相手に活躍できる環境と風土のある会社だと思います。

■ 就職活動をしている学生の方へのメッセージをお願いします。

説明会に参加したり、先輩社員の話を聞いたりすることで、「社会人」や「働くこと」に対する漠然としたイメージが少しずつ具体化されていった気がします。簡単に入手できる情報が多いからこそ、自分の目で耳で確かめたことを元に、自分の言葉で考え、伝えることが大事だと思います。どのように働きたいか、どんな社会人になりたいか、なぜその会社なのか、自分の言葉で伝えてください。100人いれば100とおりの就職活動があると思います。周りと比べて焦る必要はありません。自分が納得できるまで頑張ってみてください。そして……就職活動が終わったら、思う存分遊んでください! 学生時代に得た経験は、社会人になってからもきっと財産になると思います。

ミニアンケート

■ 学生時代にがんばったことは?

留学とそのための勉強、アルバイトなど。学生生活を思いきり楽しむこと。

■ 星野楽器に入って「これは苦労した……」と思うことは?

前職と同じ貿易実務とはいえ、これまでとは異なる仕組みや業務に慣れるのに苦労しています。

■ 星野楽器に入って「よかったな」と思うことは?

自分の興味の幅が広がったこと。

■ 星野楽器をひとことで言うと?

一般的に言われる「会社」っぽくない会社。

■ お休みの日は何をして過ごしますか?

家の近くに走りに行きます。もう一度フルマラソンを走りたい!

■ 好きな音楽は?

いろいろ聞きますが、Mr.Childrenはずっと好きです。

■ 今後の目標を教えてください。

上司や先輩のように他部署から気軽に相談してもらえる存在になる。

■ オフの一枚

国内外を問わず、旅行に行くのが好きです。自然に触れたり、おいしいものを食べたりしてリフレッシュします。