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韓国駐在員事務所の開設(2002/10/01)

2002年10月、韓国仁川(インチョン)に星野楽器株式会社の韓国駐在員事務所を開設しました。 事務所では、韓国の工場から出荷される商品の検品を始め、品質向上のための活動を行っています。現在、韓国製品で日本に出荷されるものはすべて韓国内にて検査している他、一部の海外向け商品についても韓国での検品を行っています。/p>

生産拠点にて活動することにより、不良品が出荷されるのを未然に防げるだけでなく、いち早い問題の発見とそれに対する対処が可能となります。また各工場に入り検品をすることで、工場のスタッフとの信頼関係が深まり、品質改善に向けての協力体制の強化にもつながります。駐在員として活躍する当社スタッフは「言葉を少しでも早く覚え、現地の言葉で話が出来る様になりたい。現地の言葉で話すことにより、より親密な関係が築けるようになると思います」と抱負を語ります。

検品の様子

工場内にあるNCルーター(コンピュータによる木工用の自動切削機)

(左)木工加工 (右)梱包風景

工場での品質改善においては、いかに当社の要望を説明するかが重要です。現状を的確に把握した上で、問題点の原因を解明し、それらを工場の方々に説明するには、こちらも工場の生産方法を理解していなければなりません。間違った判断をすると直接品質に影響を及ぼしてしまうこともあるだけに、工場とのコミュニケーションには一番気を使います。

また、星野楽器本社や瀬戸物流センター(SDC)と、工場との間に位置するという立場から、情報や意見の交換にも力を入れています。例えば星野楽器に対しては、商品の仕様を変更することにより品質の問題点を改善できるのでは、といった提案をしています。逆に本社やSDCからは市場の反応を常にフィードバックしてもらい、市場に受け入れられなかった箇所については重点的に改善していくようにしています。

今後は検品本数を増やし、ムラの無い品質をコントロールするという課題にも取り組み、より良い商品を市場に提供できるよう日々努力していきます。

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